この記事は現在少なからずホームページをつくりたい、と思っている方に書いています。
先日久しぶりに会った大学時代の同級生に質問されました。
彼は私がデザインやITの仕事を知っているのを聞き、
彼が経営する会社にホームページを作った方が良いのか?
作るなら、どうしたら良いか聞いてきたのです。
私は逆に、今までホームページがないことに驚きました。
そしてホームページの相談が誰にもできない友人に対して
真摯になりアドバイスをしました。
伝えた内容はこのようなものです。
- ホームページは必要です。まだ持っていない会社があるとしたらぐ作るべきです。
- 一番コストが安く、効果が上がる方法は・・・
現在、人の動きが一番多い場所はどこだと思う?
渋谷センター街? 新宿歌舞伎町? 銀座? でもない。
実はインターネットの中なのです。
スマホが出来てからというもの、あの端末から、
ものすごい数の人がインターネット空間をさまよっています。
この膨大な人の流れを利用しないわけには行きません。
会社として売上を伸ばしていきたいなら、ここを利用しない手はない。
その意味でもまず第一段階としてホームページが必要だと言いました。
そして、コスト面で効率がよく、 効果があるホームページの作成方法を伝えました。
友人にできる限り説明しました。
彼は私の話を理解して、吹っ切れたように清々しい表情で帰りました。
ホームページを持つことのメリット
私は20年あまり前から企業のホームページ作成に携わってきました。
htmlを独学で勉強して、すぐに企業や研究所などのホームページを受注して作ってきました。
当時のホームページは会社案内がインターネット上に存在するぐらいの価値しかなく、
企業も何かをするということではなく業務案内や所在地を発信する程度のものです。
それから長い時間が経ちました。現在ではホームページはIT技術が発達して
企業の命運を左右するような重要なものになっています。
企業がホームページ上で行っていること。
- 集客
- 販売
- マーケティング
1. 集客
集客がまさに一番重要なことでまずお客さまが集まってこなければ意味がありません、
これがすべての最重要事項です。ホームページに関わっていない人には分かりませんが、とんでもない人の数がネット上を移動しています。
2. 販売
集客→販売となる流れですが、ネットショップ(企業)はホームページ上で売上を稼いでいるのです。あのサイトではどんだけ売上があるかなどはなかなか知ることができませんが、例えば億単位の収入がある私の知り合いの会社(ネット販売)は何件もあります。これは本当です。ホームページを見てもそんなに立派ではないのに実はものすごく売れているんです。従業員3人ぐらいの規模でも可能です。
3. マーケティング
何十万というユーザーが訪れるということは、それだけサイトに足跡を残すということです。アクセス数、購入率、ひとりあたりの購買単価、どのページに、性別、地域、時間帯といったもろもろの情報をホームページ上から得ることができます。それらのデータから売れ筋、単価、キャンペーンの指針が立てられます。現在ホームページに何人訪れているか? というのも分かります。
まだまだほかにもありますが、ホームページを持つことで得られます。
集客 → 販売 → マーケティングという流れは ひょっとして経営の視点から見て重要な要素です。
ホームページの種類
ホームページには大きく二つの種類があります。
- Htmlという言語を使ってオリジナルのホームページを作成する。作るのは制作会社もしくは社内です。その場合サーバーやドメインもレンタルして管理する。これは企業が予算をかけプロに作ってもらうという理想的な方法です。
- パッケージになっているホームページサービスを利用する。この場合デザインは同じになります。レイアウトも一律であまり自由度はありません。
無料で使えるサービスがここ何年かで使えるようになってきました。しかし、あくまでも無料で使うサービスなのでさまざまなことが限定的になっています。
制限を解除したい場合は、有料の契約に切替えられるようになっています。
無料で作成できるホームページ作成サービス
- ペライチ
- Wix
- Jimdo
- Crayon
ホームページ 作成を依頼したときの費用
下記の料金は制作会社にホームページを制作依頼したときの費用となります。
ただし、あくまでも目安として考えてください。
作るページはまずオリジナルであると言うことです。そして管理は発注側がやらなければなりません。
そのまま制作会社に管理を契約する場合が多い。月間の管理料30,000円〜
どうしてこんな高い値段でホームページを作るのか? 疑問ですが
は企業は予算があるからです。オリジナルのホームページを作るのも企業はブランドを意識しているからです。
私のクライアントにも見積もりをまずとって、このくらいの料金を要してくる会社はたくさんあります。
会社自体に余裕があればこのくらいの費用は大した事では無いのです。
ところがこんなに痩せないのに無理をして業者に依頼をかけてくる会社なります。
はっきりってしまえば最近の私は予算をオーバーしてまでホームページ作成をしてくる会社の場合、断ることにしています。
それはそこまでしてオリジナルのホームページを業者に頼んで作る価値と言うのはないと思うからです。
企業サイト(小規模) 200,000円~
企業サイト(大規模) 1,000,000円~
ECサイト 3,000,000円~
ホームページ作成を依頼したときの流れ
ホームページを業者に発注した場合。下記のやりとりが必要になります。
このぐらいのワークフローをこなさないと、発注側の意図が伝わりません。大体制作期間は3、4ヶ月はかかってしまいます。
- お問い合わせ
- 仮見積りの提出(おおよその予算を聞く)
- 初回面談・ヒアリングをしてもらう(自分たちの戦略や希望を伝える)
- 企画プラニング(自分たちの戦略や希望を伝える)
- 概算見積りの提出(予算を聞く)
- 企画提案(プロである制作側の企画を知る)
- 発注・契約
- 制作打合せ(ここからがスタート)
- 基本デザイン制作
- システム構築・開発
- お客様の確認
- テスト・修正
- 納品・公開
ホームページ作成依頼のおすすめサイト
過去にこのような記事を書きました。 SNSの画面をデザインの立場で考えてみた! マーケティングや販促ツールで強力な威力を誇るSNSですが、デザイナーにとっては未来がどうも不安になるようなこの仕組み。 誰もがIDとパスワードを入力するだけ ...
デザインをする必要がないSNS
SNSのページはどのページも同じデザインになっています。
ハリウッド女優のページも私のページも同じデザインレイアウトです。
しかしながら見る側はそんなことを気にしていません。
問題なのは投稿された写真や文章なんです。
これはどういうことか?
PCやスマホの画面を覗き込む場合、私たちが注視しているのは
デザインではなく、コンテンツではないかということです。
ですから、ホームページを作る場合、コストや時間をかけずに
簡易的なサービスを使ってなるべく予算を抑えてホームページを作ることです。
サブスク型ホームページ作成サービス
サブスク型ホームページ作成サービスがありました。
- 月額制でホームページ制作費無料
- SEO対策をしている会社なので集客のアドバイスも可能
- ホームページの知識がない方へのサポートが充実
お見積もりやヒヤリングも無料。
初期費用0円から始められるサブスクリプション型ホームページ制作
ホームページは作るのに値段が高いと言われますが、それはホームページが稼いでいないからです。ホームページから売り上げが毎月1,000,000円あったとしましょう。
それであればホームページに月100,000円のコストを払ったとしてもそれは高いものではありません。
ましてやホームページはデータを作ってしまえば勝手にお客様が買いに来てくれます。
営業も入らなければ販売員もいません。そのことを思えばこのサブスク型ホームページ良いのではないかと思います。